不思議な出会い
「インスタのハッシュタグ、アート、どれだけの方が居るか知ってますか?」
私にパリ出展を勧めてくれた会社の方は、唐突に聞いた。
「知らないです…」と私(笑)
タグ付けは毎日しているものの、氣にしたことは全くなかった。
「9万件ありました!その中からあなたの作品を見つけた!
あなたの作品が光っていた!」
そう、電話口で熱く語る彼の言葉に戸惑いながらも、
何か運命的なものを感じていた。
初出展は海外で!夢はあったものの、実際にチャンスが目の前に来ると、
やっぱりドキドキする。そして、戸惑う。
だけどこれは、神様から頂いたチャンス!そう思い、出展を決意。
早速、作品選別が始まった。
通常の作家さんは、自分でサクサク決め、提出出来るのだろうが、
初出展の私は、色々と分からないことが沢山!!
選別もアドバイスを頂き、短い時間ではあったものの、色々な話をした。
そんな中で、私が連絡しないと!と思っていると、あちらからメールが来る。
私がお返事の電話待ちを、一日中していたことも察知。
極め付けは、「良い!」と思っている作品がお互い同じ。
本当にビックリしてしまった。
何より、私が作品を通して伝えたいことが即座に解り
納得出来る人は、そういない。
今まで、ソウルメイトの存在を氣にしたことはなかったけれど
彼は、その一人ではないか?と思う。
作品を納めたことで、お仕事は一区切りついたけれど、
私の人生を大きく変えてくれ、作品を沢山褒めてくれた彼のことは
一生忘れないと思う。