舞い降りた奇跡
ニューヨークでの個展を目指してはいるものの、海外につてはなく、どうしていいのか?
全く分からない状態。
何とか会場を探そうと、通訳をお願いしている英会話の先生に頼った。
会場は決まっていないのに、通訳さんは決定している(笑)
それが私の面白いところである(笑)
普段から海外の友人の多い先生は、色々とお声がけ下さり、
とうとう、友達の友達、ある向こうの新聞社の社長さんに辿り着き、
何と、その方が、会場をご紹介して下さった!
しかもそこは、日本語も通じ、日本の文化を伝えたいと言う、文化交流の目的ならば
会場費は無料になるという。
まさに、私にはうってつけの場所だと思った。
海外の方は、日本文化に興味がある方も多く、特にお寺や神社は人気も高い。
私の作品は神社での撮影が主で、美しい光に癒され、益々日本に興味を持たれる方も
増えるだろうと予想も出来た。
どうせなら、個展だけでなく、お抹茶コーナーも作りたい!
着物を着たスタッフに和菓子も必要!!
無理かな?和菓子屋さんなんて近くにあるかな?
何となく、諦めモードで帰宅してビックリ!!
履いていたジーンズに白くて小さな羽!?
何だかふわふわしていて、今にも動き出しそう!
「ケサランパサラン?」
見たことはなかったが、何か良いこと、ラッキーなことが起きるに違いない!
そんな氣がしてならなかった。
それから、何気なく開いたN Yのガイドブックの地図には、
個展を予定している会場のすぐ近くに有名な「和菓子屋」さんが!!
これはやっぱり神様からの、GOサイン!
護られている…
そう思った出来事だった。
例えあの羽が「ケサランパサラン」でなかったとしても、私にとっては勇氣と元氣をくれた
「幸運」の羽であることは、間違いない。